3/28/2010

「ただいま それぞれの居場所」プレイベント終了

 プレイベント開始、大宮監督(左)と司会進行の河本さん(右・シネりん)
 「ただいま それぞれの居場所」について語る大宮浩一監督

 大宮監督に質問をする参加者の高梨さん
  毎回おなじみの懇親会での飲食風景であります。
  懇親会で大宮監督と会話しているクリエティブマグザム会長の菊池さん
  「ただいま それぞれの居場所」のポスターが張られた会場のサロンshu(集)

介護・・・・だれでも、いつか歳をとる。
すなわち、生きて歳を重ねて行く以上介護と言うものは誰にでも訪れる問題である。
 今回のシネりんにお越しいただいた、大宮浩一監督は、ドキュメンタリー映画「ただいま それぞれの居場所」が初監督となる。
 しかし大宮監督は、助監督、プロデューサーの経験を基に今回の作品へとたどりついた様子で、そのたどりつく過程で、原一男監督の「ゆきゆきて進軍」の助監督を経験、この作品が大きく大宮監督にドキュメンタリー映画を撮る影響を与えたと言う感じの事を話された。
 それと、プロデユーサーとして宮崎正記監督のドキュメンタリー映画「よいお年を」(1996)と「青葉のころ よいお年を2」(1999)にたずさわることが大きい様に伺えた。
 介護制度の制定日、4月1日をクランクインとして意識したもとに、「ただいま それぞれの居場所」の映画は始まる。
 大宮監督のトークを聞き、介護の新しいあり方と、人と人が携わる中で生まれる絆を今回のドキュメンタリーの中で描いている様子である。
 ポレポレ東中野を皮切りに、日本国内数箇所での上映が決まっているが、全国多くの人々に鑑賞して頂き、介護の抱える問題もあるが、人を描いたエンターテイメントとして、楽しんで観て頂きたいとの意図をお話下さった。
 
「ただいま それぞれの居場所」は4月17日より、ポレポレ東中野を皮切りに順次公開されて行きます。 問題定義の話題作でもありますが、人に興味を寄せるエンタメ映画としてもご鑑賞を!!是非!

3/13/2010

第35回楽生曾シネマDEりんりん「ただいま それぞれの居場所」プレイベント


第35回楽生曾シネマDEりんりん「ただいま それぞれの居場所」プレイベント 


今月の第四木曜日、3月25日のシネマDEりんりんは、
4月17日よりポレポレ東中野で公開されるドキュメンタリー映画「ただいま それぞれの居場所」http://www.tadaima2010.com/のプレイベントです。 
2000年4月1日の介護保険制度開始以降、介護サービスの数は急激に増えました。
しかしその一方で、介護を必要としながらも、制度の枠組から漏れてしまう人々も多くいる現状があります。 
そうした中、現在の画一的な介護サービスの在り方にジレンマを感じ、
自ら理想とする介護を実現させようと施設・事業所を立ち上げた人たちがいます。
設立から23年になる民間福祉施設と、新たに、若者によって設立された三つの施設を取材。
人手不足や低賃金などの問題ばかりが取り上げられがちな介護の現場ですが、
映画は利用者やその家族と深くかかわることを望み、日夜奮闘する施設のスタッフたちの姿を
映しだしていきます。 
そして、いくつもの人生の最後の季節、生と死のあわいに向き合い続ける日々が、
スタッフそれぞれの哲学を育んでいきます。 
今回は「ただいま、それぞれの居場所」の大宮浩一監督をゲストに向かへ、
介護を題材にしたドキュメンタリー映画をつくるにあたり色々なご苦労なども踏まえて、
今までに描かれた事の無い人と人の接点についてのあり方など、
トークイベントとして進行して行きたいと思います。 
もちろんトークの後には懇親会として大宮監督を囲んで、
飲食をしながら個人的に伺いたいと思う疑問などもお聞きしてみて下さいませ。 
みなさまのご参加お待ちしております。
では詳細~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


☆日時:平成22年3月25日(木)19:00~ 22:00

☆場所:交流サロンSHU http://www.shu-yu.net/  
 東京都港区西新橋2-13-6ミタニビル3F
℡:03-3504-2387

☆会費:3500円(トークイベント+懇親会の飲食込みです!)
※当日会費とは別に前売り券の販売もございますので、そちらも宜しくお願い致します。

☆ゲスト:大宮 浩一監督        

☆聞き手:河本 隆(楽生曾シネマDEりんりん)   
楽生曾・シネマDEりんりんHP:http://www.cinemaderinrin.com/ 


☆お問い合わせ&連絡先          林康弘 ℡:090-9290-5143      



☆締め切り:基本、当日参加も可能ですが、会場の都合などもありますので、なるべく、
3月23日ころ(火)までにご連絡下さいませ! みなさまのご参加お待ちしております!!!

3/03/2010

「時をかける少女」プレイベント終了

 「時をかける少女」プレイベント:谷口監督(左)上野カメラマン(中)司会進行の林(右)
質問をする桑原さん(左)質問に答える谷口監督(右)

懇親会の最中、飲食しながらゲストと参加者が語り合う

 懇親会時に質問に答えながらの飲食、トークが一次会なら懇親会は二次会



 時をかける少女や映画作りについて参加者から質問を受ける谷口監督

 時をかける少女のプレイベント終了いたしました。
 ゲストに谷口正晃監督、特別ゲストとして撮影の上野彰吾カメラマンが参加下さいました。 トークの内容は、谷口監督の長編映画初監督と言うことで、助監督時代の経験や苦労話から始まり、いかにして「時をかける少女」と言う一つのブランド(映画、TVとして今までに8回ものドラマ化された作品)をリスペクトも踏まえ新しい形で映画化していくかなどのお話、今回の映画化にあたり、原作のその後を描くきっかけが、実は原作者の筒井康隆さんから出た話など、映画を観る前に予備知識として知っておくと、2倍、3倍楽しめる内容でした。
 撮影の上野カメラマンからは劇中に登場する映画少年達の憧れフジカZC1000(当時最強最高の8mmカメラ)のお話や、時かけ本編を撮影したカメラ、4kデジタルシネカメラREDONE(スティーブン・ソダーバーグの「チェ28歳の革命」等の制作と共に2006年に映画制作目的で開発された)のフイルムの粒子数を超えたとされるHDサイズの4倍・4k=4096×2160ピクセルを要する最新デジタルカメラでの映像作りの話なども飛び出しました。
 「時をかける少女」がリスペクトとオマージュだけでなく、これから「時をかける少女」を体験する若い世代の人達が観ても新しい映画として楽しんでいただきたいと言う〆でトークは終了しました。
 また、SF映画、1970年代当時は空想科学映画と言われていました。当時の感性や原作の世界観などから「その後」を描いているので、現実世相で観る時に、つっこみ易い映画であることも事実であるので、そう言うところを踏まえて楽しんでいただきたいそうです。
 「時を超えて、今、新たな物語がはじまる。」
3月13日より全国ロードショー!