7/09/2012

女子カフェ主婦の取材日記(PART2) 動画付き

むかって左、ラリーコリンズ氏そして部下の方と

旅ドルで有名な歩りえこさんのFMラジオ番組「歩りえこの旅ガール世界一周紀行」のタイトルが「女子カフェ」に変わりました。7月1日よりあらたに大西蘭さんをメインパーソナリティーに迎え、隔週で大西さん歩さんと交代で務めるそうです。歩さんの時は、内容は以前と同じく、歩さんが行かれた国を1つピックアップしてお話しをしていくという内容です。7月8日のテーマはアメリカでした。その後半で、女子カフェ主婦のアメリカ・リポートとして、私がみなさんへ今回のトピックをお伝えしました。

むかって左は歩りえこさん、右が神谷美花さん

さて前置きが長くなりましたが番組で放送した「アメリカレスキュー隊隊長のラリー・コリンズ氏のインタビュー」この取材の裏話をPART1に引き続きここでお送りいたします。

LAの北部、マリブビーチはハリウッドスターやセレブが多く住むエリアです。この海岸のそばの"Reel Inn"というシーフードレストランでラリーさんと打ち合わせをしました。

彼の正式の役職はBattalion Chief(大隊隊長)、ロサンゼルス郡のレスキュー隊の隊長さんですが、国内レスキューチームと国際レスキューチーム、両方の隊長さんでもあります。

放送でも少しふれましたがアメリカのレスキュー隊はアーバンサーチレスキューといってアメリカ国内に28カ所に部署があります。これはアメリカ国内で起きた災害などに対応するチームで、おおもとはFEMA( アメリカ合衆国連邦緊急事態管理庁 Federal Emergency Management Agency of the United States )が管轄でこちらは政府の1つの機関です。

そしてレスキューチームはもうひとつあります。USAID(アメリカ合衆国国際開発庁 United States Agency for International Development)が管轄のアーバンサーチレスキュー隊です。こちらはインターナショナル版です。

今回、日本での津波の災害救助に来られたのがこのUSAID(国際レスキューほうの)レスキューチームです。
動画でもラリーさんは説明していましたがインターナショナルのレスキューチームはヴァージニア州のフェアーファックス郡消防署から、そしてここ、カリフォルニア州のロサンゼルス郡消防署から行きました。

またラジオでは少ししか話せませんでしたが、3/11の以前までは2/22に発生したニュージーランドの大震災の救援活動をラリーさんチ―ムも駆けつけていました。日本も同様、国際消防救助隊(International Rescue Team of Japanese Fire Service)が2月24日にニュージーランドのクライストチャーチ大震災の救助をしに現地へ赴きました。なので日本のレスキューチームとすでに一緒に仕事をしていたことになります。
ここから最後の日本チームが日本へ帰国されたのが3月8日です。ラリーさんのチームは3月9日にLAに戻り、その次の日(日本では11日)に日本の被害をTVで目の当たりにします。
そしてその2日後には日本でレスキュー活動にあたりました。本当に超多忙とはこのことを言います。それも人の生き死にが関わる重大なことで、また、ニュージーランドから帰るなりすぐのこと…、普通では考えられないような状況だったのだとお察しします。
ラリーさんは日本へ向けて、2時間以内で6万ポンドの物資を持っていくことなど、その時の経験を快活に話して下さいましたがご苦労は相当なものだったと思います。

YouTubeの動画をアップしましたのでよろしかったら、ご覧ください。以上、素晴らしいインタビューができたこと、感謝しかありません。
主婦でもいろんなことができるものですね!!

こちらはラジオでも使用した日本語吹き替え版です。




こちらはラリーさんのお話が英語でフルに聞けるバージョンです。日本語の意訳付き ↓

女子カフェ主婦の取材日記(PART1)



やっとこさ終了…!「何が?」と即座に突っ込まれそうですが…(~_~;)
実は歩りえこさんのレインボータウンFMの番組「女子カフェ」の時間中にアメリカリポートをはさむべく、取材してきたものをとうとう放送できたのでした!

日本時間 78日(日)午後7時~8時(7時40分~トピックの放送)
放送局   東京レインボータウンFM大江戸放送局79.2MHZ 
番組タイトル  「女子カフェ」(タイトルが7月より変わりました。)
メインパーソナリティー 歩りえこさん

生放送なので日本では日曜日の夜7時~8時、こちらは日曜日でも真夜中の3時~4時のあいだです。
電話で出演ということになり、どうしようかとドギマギしていました。ミッドナイト12時~3時まで仮眠し、飛び起きてすぐに電話というのが実情、声だけでしたのでビジュアル化していなくてよかった!と内心ほっとしながら、お話しさせていただきました。

さてそのアメリカンレポートの中味とは…?

打ち合わせ場所はマリブビーチの"REEL INN"というレストラン。店の前は海岸線です。

あの3.11のときに岩手県大船渡地区と釜石地区で救助活動の指揮をとられたレスキュー隊隊長の
ラリー・コリンズ氏のインタビューをとってきたものです。その時の裏側を少々、このブログにてお伝えいたしましょう。主婦友3名でサンディエゴからLAの北部のマリブビーチへ行くことになりました。
ラリー氏のご要望により、インタビュー撮影前に打ち合わせをしたいということでマリブビーチの海外沿いにある地元で人気の"Reel Inn"というシ―フードレストランでラリーさんと待ち合わせをしました。


打ち合わせ風景


取材する日にとってマリブ地区は美しく、パーフェクトな天候でした。私たちは長距離を車で運転していったのでお昼過ぎに到着、ラリーさんはすでにお昼をすませ、私たちを待ちうけていました。
取材の打ち合わせというよりも雑談もまじえ、お仕事のことなど詳しくお話しして下さいました。このことについては,PART2にて書きます。取材の準備がととのい、さあ本番です。

さあ、撮影スタート、緊張の一瞬です!
インタビュー撮影終了後、ラリーさんの計らいにより近くの消防署へ案内して下さいました。
消防署の中(車両の停まっている車庫のところと緊急車両の中を拝見)
とにかくそのきれいなことといったらありません。きちんと整理整頓がされており、消防車をまじかに拝見すると、ぴかぴかに磨かれていました。毎日、車両をみがくことは日課だそうです。整理整頓、掃除は義務付けられているそうです。
車庫の奥側は身体を鍛えるマシーンが置いてあり、その一角はまるでスポーツジムのようでした。

許可を得て消防車の中へ潜入…ビデオに撮影しました。
LAカウンティ消防署の中、エリア地図が置いてありました。
消火用のホースがまこと見事に整理されていました。




今日の取材のチームとラリーさんで記念撮影!本当に長い1日でしたが有意義な日でした。
ありがとうございました。 PART2へつづく