12/14/2013

2013年シネマDりんりん忘年会のお知らせ


みなさんせわしない師走に突入しましたがいかがお過ごしですか?
さて、今年最後のシネりんの会合は忘年会です。2013年の映画をみなさんで大いに語りつくしましょう!ご参加のみなさんは今年のベストワンも決めておいてくださいね。

そして、ここがシネりんのスゴイところなのですが、2014年に公開予定の新作映画予告編大会もドドーーンとやってしまおうというのです。ぜひぜひご参集くださいませ!
「シネマDEりんりん忘年会」を以下に詳細を記します。普段の開催に仕方とちょっと違い、2晩続けての開催ですので(どちらか一日ないし二日連続でも)ご参加調整くださいませ。

―― 忘年会詳細 ――

日付:2013年12月19日(木)&12月20日(金)
時間:両日とも19時~22時
場所:新宿三丁目「竹林閣(バンブースタジオ)」 新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F
※1Fは鍵屋・隣はホテルサンライトです。明治通り沿い。新宿花園神社正門のはす向かい。1階の「救急鍵」という大きなネオン看板が目印です。
会費:2500円(飲食、ソフトドリンク・アルコール類付)・飛び入り歓迎
内容:2013年の映画回顧(私のベストワン等)、2014年新作映画予告編大会など
幹事:河本隆・川崎直也

*ご友人誘っての飛び入り参加、歓迎いたします。

11/11/2013

シネりんスピンオフ会 川崎直也の帰国報告会〜ベガスからハリウッドへ


みなさん、こんにちわ!
シネりんメインメンバーの川崎直也さんが10月20日~30日までお仕事で渡米されていましたが、仕事だけでは済まさない男が川崎さんです!(笑)
ショービジネス、映画と言えばラスベガスにハリウッド、川崎さんは用意周到に準備をし、この度、この地も駆け巡って来ました。そしてロサンゼルス国際空港の銃撃戦事件の前日に無事にアメリカLAより日本へ無事帰国しました。

さてそこで、11月14日(木)19時〜22時で、新宿三丁目にある「竹林閣」(下記参照)にて「川崎直也の帰国報告会〜ベガスからハリウッドへ」の報告会を開催したいと思います。
渡米の際の映像(ラスベガスの噴水ショー、海賊ショー、サンディエゴての映画ロケ地巡り、ハリウッド観光など)のとっておきの映像をお見せし、飲みながらワイワイ映画談議をしようという会です。どうぞみなさまお気軽にお立ち寄りくださいませ。

軽食&ドリンク(アルコールも)付、漏れなくハリウッド土産も付け、2000円ポッキリ!
ふるってご参加くださいね。


~~詳細~~

日時 11月14日(木)19時~22時
場所 竹林閣 新宿区新宿5-14-3 有恒ビル6F 胡琴工房・竹林閣 (1Fは鍵屋・隣はホテルサンライト)
地下鉄「新宿三丁目」 E1出口 から2分。明治通り向い。
なお「新宿三丁目」ホームからは10分位かかります。
地下鉄「東新宿」からも約10分。

会費 2,000円(軽食、ドリンク付き)
連絡先 川崎直也 メール アドレス kawa1184★hotmail.co.jp (お手数をおかけしますが★を@に変えてお使い下さい。)


10/22/2013

第66回楽生曾シネマDEりんりん 映画「天心」プレイベントのご案内



皆さまにおかれましては、読書や美術、それと映画にと芸術の秋を満喫して
いらっしゃることでしょう。さて、この秋の夜長のシネりんイベントは…、いよいよ公開が迫った
映画「天心」のプレイベントを11月6日(水)に開催をいたします。
(詳細は下部にございます。)

なお「天心」は11月16日(土)よりシネマート新宿他でロードショー公開いたします。

今回、ゲストにお越し頂くのはシネりん常連の松村克弥監督です。
松村監督は以前に監督された「ダーク・ラブ」プレイベントでお越し頂き、
演出秘話など、とっておきの話をご披露して下さいました。今回の「天心」は
松村監督の渾身の一作、その魅力を十二分にお話して頂きたいと思っております。

また、本作のキャスト陣から横山大観の妻・直子を演じました鈴木聖奈さん、
狩野芳崖の妻・よしを演じました柚木佑美さんも特別参加予定です!

映画「天心」とは…?
横浜生れの天心は日本の古美術、伝統美を守り、近代日本美術を牽引した
立役者です。東京美術学校(現、東京藝術大学)の創立に熱を注ぎ、同校の
学校長に就いた天心ですがその後、校長を辞し、「日本美術院」を創設します。
やがて活動の地を茨城県五浦に決め「六角堂」を建て、「日本美術院」も同地に移転。
天心に心服する愛弟子の横山大観、菱田春草、下村観山、木村武山らも
五浦に転居し、苦境のなか近代日本画の新たな画風創作に挑みます。

本作品の企画中に東日本大震災が発生し、天心が瞑想に耽った六角堂が
あの大津波の為、海中に消えてしまいました。このこともあり、私たちはなお一層、
天心の思いをこの作品の中から鑑みることができるでしょう。

本作・映画「天心」は、西洋化の波の中で“日本の真の美”を求める天心たちの

師弟愛とそれを支えた家族の物語です。
出演者:  岡倉天心   竹中直人        
        横山大観   中村獅童
        菱田春草   平山浩行
        下村観山   木下ほうか
        木村武山   橋本一郎
他豪華出演者
渡辺裕之・神楽坂恵・温水洋一・キタキマユ・
本田博太郎・古館寛治・石黒賢(友情出演)

主題歌「亜細亜の空」(作詞・作曲・歌:石井竜也) 

映画公開前のプレトークはとにかく何が飛び出すか…?
乞うご期待下さい!トークショーの後にはいつものように松村監督他ゲストを囲んでの懇親会があります。みなさまのご参加を心よりお待ち申し上げます。

映画「天心」公式HP http://eiga-tenshin.com/


追伸
★シネりん推薦枠もある船堀映画祭(http://www.towerhall.jp/2event/img/5th-movie_time.pdf
 11月9日(土)~10日(日)に迫って参りました。徳田選考委員長も宣伝も兼ねて参加されますので、 ふるってご参加下さい。
(第5回船堀映画祭シネりん推薦枠作品「震動」は2013年PFF観客賞(ぴあ賞)受賞作品です。)

シネリンにご参加くださっている女優の土屋貴子さんの初主演映画の公開が間直です。
 「潜伏 SENPUKU」http://senpuku-movie.info/
 オウム真理教の菊地直子被告の逃亡をモデルにして作られた話題作です。
 監督:保坂延彦 出演:土屋貴子・なだぎ武・東野克・下條アトム 他 こちらもよろしくお願い致します。
 11月30日~オーディトリウム渋谷にて公開、他劇場、順次公開予定。

詳 細
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
☆日時:平成25年11月6日(水) 19:00~ 22:00
     (いつもの第4木曜日ではないのでお間違いなく!)
☆場所: 韓国伝統民俗食堂 烏鵲橋(オザッキョ)二階   
       http://www.yakinikutengoku.com/shinjyuku/ozakyo_honten/index.html      
       新宿区大久保1-12-25  ℡03-5155-7294

☆会費:一般4500円・学生4000円 (懇親会の飲食込み)
      ※当日会費には映画の前売券も含まれております。

☆ゲスト:松村克弥監督・柚木佑美(出演女優)・鈴木聖奈(出演女優)
     (※スペシャルゲストとして、出演者が飛び入りでサプライズ参加の可能性あり!)

☆聞き手:河本隆(シネマDEりんりん) (※ 都合により聞き手の変更の可能性あり。)
☆楽生曾・シネマDEりんりんHP http://www.cinemaderinrin.com/

☆お問い合わせ&連絡先: 河本 隆  :090-4745-2959  
                  川崎 直也:080-3313-1184
  林 康弘 :090-9290-5143 
mailでの参加連絡は11月3日までとなります。
連絡先mail: 林康 弘 hayashi6593★s8.dion.ne.jp
                                 riririnorin93★ezweb.ne.jp 
          
                    河本 隆 t_komoto0108★kzh.biglobe.ne.jp 
               
 ※恐れ入りますが★の部分を@に直してメールして下さい。

☆締め切り:基本的に当日参加も可能ですが会場の都合などもありますので、
 なるべく早目のご連絡をお願い致します。

以上、よろしくお願い申し上げます。

7/18/2013

7月のシネマDEりんりんはスピンオフ会として開催!


2010年以来の暑さに見舞われて日本、暑いのは気候ばかりではありませんね。
4月、6月のシネりんの10周年記念パーティーも熱く開催されました!
ご参加の皆さまありがとうございました。

さて、今月7月のシネりんはこじんまりとスピンオフ会を開催しようと思っています。今までのような月例会とはちょっと催しを変えたものです。

テーマ 「アゲイン」DVD発売前記念飲み会、日活アクションを大いに語ろう!

8月2日に販売されるこのDVD「アゲイン」は、にっかつ創立70周年記念作品となるもの。日活アクション映画のアンソロジー集です。

詳細―――

日時 7月25日(木)19時〜22時(中締め予定)

場所 新宿ゴールデン街BAR「ネッスンドルマ」明るい花園一番街(以下地図参照)

http://www.dorma.jp/?page_id=2


会費

2500円(ビール除くアルコール類飲み放題) 


2000円(ソフトドリンク類飲み放題)


軽いおつまみ付き (食事は、出前(店から注文)か各自、持ち込みで)

幹事 


川崎直也 (シネりんスタッフ)


参加希望の方は前日24日までに参加したいと連絡下さい。

人数に制限がありますのでお早めに。

5/27/2013

ロサンゼルスのスタンリー・キューブリック展で意外なことがわかったのだ!PART1



スタンリー・キューブリックが手掛けた作品たち
キューブリック展の入り口前に立つ!

肌を刺すような日差しなのに風がさわやかなので、さして暑くないカリフォルニア特有の初夏の陽気の中、LACMAへ行ってきました。LACMAとはLos Angeles County Museum of Art (ロサンゼルス・カウンティ・ ミュージアム・オブ・アート) 1961年に建てられたカリフォルニア州で最大規模の総合美術館のこと。天候に恵まれていたので美しい見栄えが一段と映えていました。ロサンゼルスのWilshire Boulevardにはいろいろなミュージアムが立ち並ぶ、その中にもっとも広いミュージアムがここ。わざわざSDから2時間もかけてこのミュージアムにきたのはスタンリー・キューブリック展を見るためでした。

私の好きな映画監督のひとりで、彼の頭の中はいったいどうなっちゃってるの?といつも思いながら彼の作品を見ていました。この機会に彼の頭の中も覗けるかも…と思い立ち、旦那と見に行ってきました。

中にはいってみると…
展示場スペースに入ってすぐのところに映画用カメラがあると思いきや、普通のカメラが展示してありました。
1973年ぐらいから報道カメラマンが使っていたスピードグラフィックカメラ
こちらは1930年代からの35mmニュースフィルム用に使ってたカメラ。
ゼンマイ式なのでU.S.陸軍が使用、戦地でも活躍した。



映画とは関係ないこれらのカメラを展示した理由とは、実はキューブリックは雑誌のフォトグラファーだったんです。知りませんでした!彼が16歳の時に(NYに居た時)、フランクリン・D・ルーズベルト大統領が亡くなりました。1945年4月12日のことです。キューブリックは号外を出す新聞売りの姿を写真に収めました。その新聞売りの取りみだした雰囲気、悲しみに満ちた顔が新聞のトップ見出しに載りました。そこからキューブリックのフォトグラファー人生は始まります。1945年~1951年まで彼は1000の写真を撮り、そのうちの900点が雑誌などに採用されました。彼の映画作りに基本になる部分はここにあったのだと思います。

キューブリックが撮影した写真は多岐にわたります。



キューブリックの撮った写真が雑誌に載ったもの
                    

キューブリックはJAZZをこよなく愛していました。JAZZミュージシャンやライブの写真もありました。どの写真もドラマが背景にあるという感じを受けます。

まだまだ続きを書きますね。PART2に続く!




5/23/2013

ジャパンフィルムフェスティバルLAに大林宣彦監督がご登場!


もの心ついたころには、ハリウッド映画や外国の映画がいつもそばにあったので、そばにあるものを必然と見ていった。だから日本映画はほとんど見ていない!唯一の日本映画は寅さんぐらいなもの―。そんな私の映画生活スタイルを覆した殿方こそ、大林宣彦監督でした!
日本映画がこんなにおもしろく、せつなく、美しいものだったとは…。見識の狭い若い頃のわたしには大林作品との出会いは、いわば、衝撃的でした。その大林監督が目の前にいらっしゃる。
「神様、どうもありがとう!!」アメリカに住んでいてよかった!


5月12日の上映会とトークショーは並ぶ人が出るほどの大盛況でした。
もちろん満席御礼!

先日、開催されたJapan Film Festival Los Angeles (JFFLA)の大林宣彦監督の新作「この空の花ー長岡花火物語」とトークショーは価値のあるものでした。私は今回はボランティアで参加しましたが素晴らしいフェスティバルでした。

大林監督のお言葉で心にとまったものがあります。
それは監督ご自身が映画監督と思っていなくジャーナリストだとおっしゃったこと。世の中に問う形が映画だったということですね。自分の表現したいことを映画にして発信、私たちはそれを見て何を感じ、考え、次の行動を起こすのか?いわば気付きを与えてくれるものが映画だと思っています。

5月26日(日)にJFFLA初のサンディエゴ上映会(3本の映画上映)を開催致します。この日が映画祭最終日です。もちろん大林監督の「この空の花」も上映いたしますので、お近くの方は是非、足を運んで下さいね。

サンディエゴ上映 JFFLA最終日の上映予定作品
(下の各映画タイトルをクリックしますと各々の公式HPへとびます。)

「僕のうしろに道ができる」 1:00pm上映




この空の花ー長岡花火物語」 2:45pm上映




「石巻市立湊小学校避難所」 5:45pm上映




詳しくはJFFLAのHPをご参照ください。http://www.jffla.org/

5/18/2013

祝シネマDEりんりん10周年節目のイベント第2弾

向かって左、篠原哲雄監督と当会顧問二井康雄氏


向かって右から2番目、谷口正晃監督とその左側は上野彰吾カメラマンとシネりんメンバー
段々と夏が近ずいてきているといった感があります。映画好きの皆様にとってもビールを片手に最近見た映画の話題で盛り上がっていることでしょう。
前回のシネりんでは「祝シネマDEりんりん10周年節目のイベント第1弾」として当会の顧問お二人のトーク、注目の台湾映画「セデック・パレ」のプレイベントで大いに盛り上がりました。ご参加されたみなさま、ありがとうございました。

今月のシネりんは10周年イベントの第2弾としてスペシャルゲストをお呼びしております。
これからの日本の映画界を牽引するであろうお二人、「深呼吸の必要」や「小川の辺」などの篠原哲雄監督と「時をかける少女/2010年版」や「シグナル~月曜日のルカ~」などの谷口正晃監督のお二人に映画について大いに語ってもらおうと思っています。聞き手は元キネマ旬報編集長、シネりん顧問の植草信和さんです。

また、アメリカ、カリフォルニア州より発起人のひとりである私、伊木静子がシネりん結成10周年を記念してショートフィルムをつくりました。この短編映画のタイトルはスパニッシュで"Buscando a RinRin" (ブスカンド・ア・リンリン)英語タイトルは "Looking for RinRin"「りんりんを探して」となっています。全編英語・スペイン語で日本語字幕付きです。
メキシコ系アメリカ人の兄弟と我がシネりん代表のりんりんの関係とは…?南カリフォルニアの美しい町Encinitas(エンシニータス)を舞台にストーリーは繰り広げられます。その作品にご出演したアクター(アメリカ人)が来日予定、もしかしたらご参加してくれるかもしれません。私はこの作品をひっさげて、映画好き旦那(アメリカ人)と一緒に参加いたします!もちろん上映もいたしますのでお楽しみに!そのときぜひぜひ、みなさまにお会いしたいです。


なにとぞ、お誘い合わせの上、ご参集くださいませ。もちろん、各種のお祝い、差し入れは大歓迎です。なお、準備の都合上、必ず、「シネマDEりんりん」代表の林康弘氏まで、電話かメールで、お早めにご予約ください。定員50名に到達次第、締め切りとさせていただきます。詳細は以下に。

日時 6月20日(木)午後7時から
場所 サロン集 港区西新橋2ー13ー6 ミタニビル3F 
http://www.shu-yu.net/
HPの予定にはアップされていませんが、ここから、「アクセス」をクリックすると地図が出てきます。
「楽生會シネマDEりんりん」のHP http://www.cinemaderinrin.com/
会費 3500円(ほどほどの飲食付き)
予約 シネマでりんりん代表・林康弘 電話090ー9290ー5143
PCメール  hayashi6593★s8.dion.ne.jp
携帯メール riririnorin93★ezweb.ne.jp
(お手数をおかけしますが★を@に変えてお使い下さい。)










5/04/2013

5/11~より開催!現在の日本映画の息吹をLAで感じろ!Film Festival Los Angeles 2013

5月のこどもの日が過ぎるころ映画を観たくなる心理が働きます。なぜなんだろう?そんな心理に合わせてか映画のおひざものとLos Angelesとその近郊で今年もJapan Film Festival Los Angeles 2013が開催されます。

JFFLA2013のフライヤー
詳しくはHPでもご確認できます
今年はスゴイですよ!あの名作「転校生」や「時をかける少女」の大林宣彦監督が来米されます。実は私が日本映画を好きになったきっかけの作品をたくさん作っていらっしゃる監督さんなので今からドキドキものです♡今回は新作をひっさげてのご来場です。他にも「朝日のあたる家」の太田隆文監督、「書くことの重さ~作家 佐藤泰志」の稲塚秀孝監督など豪華なゲスト陣が日本よりはるばるいらっしゃいます。
セレクションされた映画上映はもちろんのこと大林監督のトークショーも開催。

大林宣彦監督

大林監督の新作「この空の花 長岡花火物語」予告編
 ↓
 

ロス近郊にいらっしゃる方はぜひぜひ参加してみてください。
アメリカにいながらにして今の日本映画の息吹が体感できます。なお、一部の作品以外は英語字幕がついていますのでこの機会にアメリカ人の友達にもお声をかけてみてはいかがでしょうか?

私は当日、ボランティアで会場に参上しま~す!

太田隆文監督
太田監督の「朝日のあたる家」は日本で問題になっているタイムリーな内容を
作品化したドラマです。ここで世界初上映となります。

3/27/2013

祝シネマDEりんりん10周年節目のイベント第1弾


お元気でお過ごしのことと存じます。年齢、性別、職業、地域を超えて、映画好きの集うサークル「シネマでりんりん」は、今年6月でで創立10周年を迎えます。

この10年間、ほぼ毎月、さまざまな映画に関するイベント、交流会を開催して参りました。今まで、ゲストとしてご来臨いただいた方は、故・黒木和雄監督、吉田喜重監督、小栗康平監督、すずきじゅんいち監督、金子修介監督、篠原哲雄監督、谷口正晃監督、女優の岡田茉莉子さん、作家の故・常盤新平さんなど数多くの映画監督および映画関係者のご参加で盛り上がりました。
当会顧問には、元キネマ旬報編集長、映画ジャーナリストの植草信和さん、そして、元暮しの手帖副編集長の二井康雄さんが会の維持にご尽力されました。ここでみなさまに感謝の意を表したいと思います。

さて待望の10周年記念の第一弾は、4月18日(金)シネりんが長い間、お世話になった場所、サロン集にて開催いたします。

4月20日(土)、渋谷ユーロスペース、吉祥寺バウスシアターで公開の、この時期、最大の話題作「セデック・バレ」をめぐってのトークです。本作は、1930年、日本統治下の台湾で起こった霧社事件の真相に迫った4時間36分(第一部:太陽旗、第二部:虹の橋)の大作で、監督は、「海角七号/君想う、国境の南」で、第3回アジア海洋映画祭でグランプリを受賞したウェイ・ダーション。構想10年以上、異文化の衝突という視点から、台湾・セデック族の悲劇が、壮大なスケールで描かれています。

「セデック・バレ」予告編  
トークは、「セデック・バレ」の配給元、「太秦」の役員でもある植草信和さん。聞き手は、二井康雄さんです。本作は、台湾では空前の大ヒット、日本軍の描き方をめぐっては、あちこちで数々の議論を生みつつある問題作です。
「シネマでりんりん」創立10周年の節目のイベント第一弾です。お祝いがてら、ご参集いただければうれしく存じます。

日時 4月18日(木)午後7時~
場所 サロン集
住所 港区西新橋2ー13ー6 ミタニビル3階 
連絡先・090ー2252ー7517・久武(ひさたけ)。
会場の地図は、HPのネットから「アクセス」を開くと出てきます。
会費 3500円(飲食含)
なお、準備の都合上、ご参加の方は、必ず、以下にご予約ください。
林康広(はやしやすひろ)電話090ー9290ー5143か、 
メール hayashi6593※s8.dion.ne.jp)まで。
☆※印を@に変更してお使い下さい。

なお、第二弾の開催は、6月頃を予定しております。何卒よろしくお願いいたします。

3/16/2013

スコット&リバースのスコットさんに会いました!

2013年320日にスコット&リバース、アルバムがリリースされます!

日本は卒業式シーズンですね。就職、入学、進級の4月はすぐそこです。新たに始まる春にぴったりの注目のトピックは、大型新人いやいやアメリカでは大御所のミュージシャンがこの春、日本で日本語での曲を提供するというユニットを結成しデビューしたことです。その名もスコット&リバースです。3月20日に彼らのアルバムがリリースされます。
スコット&リバースのスコットさんがシカゴよりLAへ、リハのために来るという情報をキャッチ。友達の紹介で取材することになりました。なんと彼はその翌日に日本へ行くという強硬スケジュールを決行。忙しい中、時間を割いて下さったスコットさんはすごくナイスな青年でした!

ただいま取材中!

友達と一緒にサンディエゴからLA、サンタモニカへ行きました。車をかっとばして約2時間、サンタモニカのビーチを見ると「きてきてきてきてぇーサンタモニカぁー♪」とメロディーが頭をよぎる!!そんな私が今回、若者の間で人気のAllisterのボーカルのスコット・マーフィーさんに会ってお話ができるかどうか、ちょっと不安でした!(笑)

でも彼に会うなりその不安さは一掃されました。日本語がネイティブ級でまた、謙虚さのある好青年だったからです。

この取材の記事はのちほど女性向けのWebマガジン「女性の美学」に掲載される予定ですのでぜひ、ご覧になってくださいね。乞うご期待!

追記:さきほど記事がアップされました。ご興味のある方は読んでみてください。
    女子必見!日本デビューで超話題、スコット&リバースに突撃インタビュー

2/26/2013

第85回アカデミー賞2013をオンタイムでアメリカでTVを見て驚いたこと!

バーブラ・ストライサンドの公式HPより
今年もまたアカデミー賞の時期になったなあと思っていたら、あれよあれよという間に授賞式は終わってしまいました。米国西海岸時間2月24日(日)P.M.5時半~始まった今年のアカデミー賞授賞式。いつも夕飯時はTVを見ないのですが今日は私のために家族が容認、特別にTVを見ながら夕食でした。今回の受賞結果はあらゆるところで発表されているので映画好きの皆さんはすでにご存知でしょう。ここでは割愛いたします。

そこで、ちょっと切り口を変えて、感想を書きたいと思います。
今回のショーで一番驚いたことは、アカデミー賞初となる最年少9歳の女の子がノミネートされたことではなく、最後の作品賞のプレゼンターがホワイトハウスからのミッシェル・オバマさんだったことでもなく…なにをかくそう、あのバーブラ・ストライサンド女史が登場し、「追憶~The Way We Were」を歌ったということでした。この曲は日本ではネスカフェのCMソングでしたのでご存知の方も多いことでしょう。

これは本当に驚きでした!アメリカ人の主人も、彼女がオーディエンスの前で歌うなんて、今年のアカデミー賞は価値のある授賞式になったよ!と驚きと共に大絶賛!食い入るようにTVを見ておりました。 

さて、何がそんなにすごいのかというと、彼女はお金をぎょーさん積まれてもコンサートをなかなかしない、観客の前で歌のパフォーマンスをしないということで有名だということ。アメリカ人もバーブラの歌の実力、大御所だということは認知されているのですが、お金では動かないむづかしい女性だということで有名なのです。


今回は特別に、同曲の作曲家でもあり数々の映画音楽を手掛けた指揮者のマーヴィン・ハムリッシュさんが去年2012年8月6日に亡くなったということで彼への追悼を込めてバーブラは歌いあげたのです。

彼女のアカデミー賞のときの貴重なパフォーマンスはこちらからどうぞ!

http://www.barbrastreisand.com/us/news/barbra-sings-way-we-were-tribute-marvin-hamlisch-oscars

そうそう去年の紅白歌合戦のときに三輪明宏さんが「ヨイトマケの唄」を熱唱し、紅白の価値を一気にあげたことを思い出させてくれました。

世相に迎合しないアーティストは時に神々しさを放つものです。そんなパフォーマンスを見せてくれたバーブラに感謝です!

1/20/2013

船堀映画祭の新年会に参加しちゃおう!


寒中お見舞い申し上げます。2013年もシネマDEりんりんをどうぞよろしくお願い申し上げます。

2013年初のシネりんは毎年の恒例では新年会ですが、今年は船堀映画祭の新年会にみんなで参加しちゃおう!という企画でいきます。

去年、第4回目を迎えた船堀映画祭は大盛会に終えました。映画好きの地域貢献型イベントとしては今後も息の長い、誰からも好かれるお祭りになっていくと思います。去年は淡路恵子さん、竹中直人さん、目黒祐樹さんなど素晴らしいゲストもご参加されていました。船堀映画祭のご厚意でシネマDEりんりん枠も作っていただいていましたのでこちらも大いに盛り上がりました。


ご参加予定の方、お楽しみにお待ちくださいませ。

【日時】=1月21日(月)午後6時30分~
【開場】=タワーホール船堀2階「松」(昨年と同じ会場です。規模50人~)。
【会費】一般2500円(実行委員・スタッフは2000円)

なお、会場は持込、差し入れも大歓迎です。

また、プロジェクターもご用意しておりますので、
予告編など短めのDVD映像を上映できます。
ご希望の素材がありましたら、お持ちよりいただければ幸いです。

船堀映画祭事務局:西村、徳田(幹事) 


こちら参加申込締め切りは15日まででしたので〆切りました。

1/17/2013

シネりんメンバーがやってること!東北へのボランティア

今年最初の投稿にふさわしいブログネタを探していたところ、偶然にもわがシネりんメンバーの田中さんが行っている被災地でのボランティアについてのまとめ考察がFacebookに投稿されていたのを発見!

これがあまりにも素晴らしかったのでご本人の了解を得て、ここに転写いたしました。今回はアメリカや映画ネタではないですが是非ご一読くださいまし…!




新年最初の東北復興支援ボランティアを終えて、今の想いを書いておこうと思います。
とても長くなってしまいましたが、一読いただけると嬉しいです。

【きっかけ】
2011年5月のゴールデンウィークに初めて陸前高田の街で活動し、その惨状を目の当たりにして「これはゴールデンウィークや夏休みなどの突発的な活動では絶対に終わらない」と思い、仲間を集めてボランティアへ定期的に行くことを決意しました。

おそらくボランティアは2年は必要とされるだろう。2年もの長丁場を継続的に活動し続けるには、毎週では絶対に無理が出る。せめて月に1回くらいという心持ちにしないとダメだ。
当時そう判断し、今のような最低月1回、希望する人がいれば2回でも3回でも、というスタイルにしました。

【~2011年夏】
震災から半年までは、多くのボランティアたちが現地で活動していて、津波の影響が色濃く残る家屋で様々な作業を行いました。
怪我の恐れのある危険な現場や、腐敗した食品で悪臭を放つ現場、夏はハエが大量発生している状況だったりと、過酷な状況が続きました。
それでも、ボランティアたちは進んでそういった現場に入り、黙々と作業をこなし、何事も無かったかのように去っていきました。あの当時のボランティアの人たちは、全てにおいて被災地・被災者を優先した、すばらしい人たちばかりでした。
また宿泊はテントが基本。東北と言えども早朝から暑く、体力的にも大変な時期でした。

【2011年秋~2012年】
夏が過ぎるとボランティアの数は減り、また、ボランティアの質に問題の声が聞かれるようになりました。
これは、当初から活動されている人ではなく、被災地が落ち着いてきたからボランティアに初めて来た、という人が増えたためのようです。

秋からは、半壊のお宅を再建する方々や、仮設住宅に移り住む人たちが増え、生活のために急を要する現場はほとんどなくなりました。
逆に増えたのが、家屋を重機で解体した後に、機械では拾いきれないものを人の手で拾い集める作業。
土の中から、茶碗や衣類など様々な生活の痕跡が出てきます。その度に「この茶碗を使っていた方は今どうしているのか」など複雑な想いがよぎります。
でも私よりも、そこに住んでいた方がそういったものを見るのはもっと辛いことでしょう。
だからこそ、我々のようなよそ者がやるべきだと思って、時には雪の降る中、作業を続けました。

【2012年春~】
震災から一年が経った2012年の春からは、基礎だけになった街で細かな瓦礫を拾う作業が多くなり、しかし時には産業支援という形で漁師さん、農家さんのお手伝いもしました。
産業支援は複雑な側面を持っています。しかし、働き手を失ったり、新たな雇用を生み出せる状況にない現実では、街が活性化するまでは我々のようなボランティアが必要なのかもしれません。

瓦礫撤去の作業の現場も、生活に密着した場所から、生活と少し離れた、しかし人々の目には入る場所へと変わっていきました。
我々ボランティアが行っているのは、直接的には瓦礫撤去という、破壊された街の残骸をなくす作業です。
しかしそれは同時に、過去の忌まわしい記憶がよみがえるきっかけとなるものを除去し、新たな一歩を踏み出す勇気が出る風景を作り出す、そういった作業であると思っています。

【2012年秋~】
宮城県北部から岩手県南部の街を見ていると、この頃から建物の取り壊しのペースが加速してきたように感じました。
震災前はおそらく多くの建物が立ち並び、遠くの景色なんて見えなかったはず。
そして、相も変わらず瓦礫撤去をする我々ボランティアがいる。
ゼロの状態にすら戻っていない、そう思うことがしばしばあったけど、ところどころにプレハブだけど新しい建物が建ったり、営業するお店が増えたりするのを見て、なんだか嬉しい気持ちになりました。

そして今、震災から2年という日が近づいています。
当初考えていた区切りの2年。
ところが現地へ通っていると、「まだ2年」であることを感じざるを得ません。
私が他の支援に手を出さず、いまだに瓦礫撤去を必要としている街で活動しているのも、そういった感覚があるからです。
活動着は、2011年5月に始めたときと同じ。「初心忘るべからず」と思い、ずっと変えていません。
また、我々のグループは少人数のため、多くの人が集まるところへ行ってもあまり意味がありません。日に5人しか集まらない現場に、我々が5人で行けば倍の数になり、10人いれば多くの現場は作業が成り立ちます。50人いる現場に5人増えたところで、あまり効果は無いでしょう。

こんな風に細々と活動を続けてきて、徐々にその役割も終盤にさしかかっているのかと感じ始めた矢先、一昨日の活動現場は震災後ずっと放置され、初めて片付けの手が入った場所、昨日の現場はようやく区切りをつけて遺品を整理することになったお宅。
まだまだボランティアがやれる現場がある、そう感じた二日間でした。

「我々ボランティアは風である。時が来れば何事も無かったかのように去っていく。」
NPO代表の方の受け売りですが、私はこの言葉の重みを日々感じています。
街はそこに住む人が作り上げていくもの。その基盤づくりのお手伝いを少しだけして、私たちは去っていく。
その日を目指して2013年を過ごして行こうと思います。