2/26/2013

第85回アカデミー賞2013をオンタイムでアメリカでTVを見て驚いたこと!

バーブラ・ストライサンドの公式HPより
今年もまたアカデミー賞の時期になったなあと思っていたら、あれよあれよという間に授賞式は終わってしまいました。米国西海岸時間2月24日(日)P.M.5時半~始まった今年のアカデミー賞授賞式。いつも夕飯時はTVを見ないのですが今日は私のために家族が容認、特別にTVを見ながら夕食でした。今回の受賞結果はあらゆるところで発表されているので映画好きの皆さんはすでにご存知でしょう。ここでは割愛いたします。

そこで、ちょっと切り口を変えて、感想を書きたいと思います。
今回のショーで一番驚いたことは、アカデミー賞初となる最年少9歳の女の子がノミネートされたことではなく、最後の作品賞のプレゼンターがホワイトハウスからのミッシェル・オバマさんだったことでもなく…なにをかくそう、あのバーブラ・ストライサンド女史が登場し、「追憶~The Way We Were」を歌ったということでした。この曲は日本ではネスカフェのCMソングでしたのでご存知の方も多いことでしょう。

これは本当に驚きでした!アメリカ人の主人も、彼女がオーディエンスの前で歌うなんて、今年のアカデミー賞は価値のある授賞式になったよ!と驚きと共に大絶賛!食い入るようにTVを見ておりました。 

さて、何がそんなにすごいのかというと、彼女はお金をぎょーさん積まれてもコンサートをなかなかしない、観客の前で歌のパフォーマンスをしないということで有名だということ。アメリカ人もバーブラの歌の実力、大御所だということは認知されているのですが、お金では動かないむづかしい女性だということで有名なのです。


今回は特別に、同曲の作曲家でもあり数々の映画音楽を手掛けた指揮者のマーヴィン・ハムリッシュさんが去年2012年8月6日に亡くなったということで彼への追悼を込めてバーブラは歌いあげたのです。

彼女のアカデミー賞のときの貴重なパフォーマンスはこちらからどうぞ!

http://www.barbrastreisand.com/us/news/barbra-sings-way-we-were-tribute-marvin-hamlisch-oscars

そうそう去年の紅白歌合戦のときに三輪明宏さんが「ヨイトマケの唄」を熱唱し、紅白の価値を一気にあげたことを思い出させてくれました。

世相に迎合しないアーティストは時に神々しさを放つものです。そんなパフォーマンスを見せてくれたバーブラに感謝です!