8/02/2011

「カウボーイ&エイリアン」を見にドライブ・イン・シアターに行ってみた!



昨夜はアメリカに来て初体験になるドライブ・イン・シアターに家族で行ってきました。もちろん車の中で夕飯を食べれるようにお弁当持参です!(^u^)
サンディエゴでは近年、ドライブ・イン・シアターの数は激変そして最後のシアターとなったのがSantee Drive in Theater です。カリフォルニア州で、ドライブ・イン・シアターができたのは1938年の6月のこと、全米で数えても当時は約15ぐらいのドライブ・イン・シアターしかありませんでした。それが車社会のアメリカでは大歓迎となり、特にカリフォルニア州は年間を通じて雨量が少ない土地ということも手伝ってか1950年後半から1970年代までピーク時にはこの手のシアターの数が220以上もあったそうです。うちの旦那は子供の時からよく両親に連れられてパジャマ姿に枕とブランケットを抱えて週末によく見に行ったようで、懐かしそうに話していました。


今回の映画のポスターが貼ってありました。



今回の上映スケジュールは夜の8時からOPEN、上映は8時半からです。2回目の上映は午前10時45分より他の映画(作品によって2回目の上映時間は異なるそうです。)そしてもう一度1時にカーボーイ&エイリアン」の2回目の上映となります。サンティーでは2か所にスクリーンを設置、反対側ではキャプテン・アメリカ: ザ・ファースト・アベンジャー」Captain America:The First venger  (英語のタイトル)が同時間に上映されていました。
ティーンエイジャーは彼女を連れて行くのもよくわかります。8時~3時までふたりっきりになれるのですから…♡。まあそんなドライブ・イン・シアターも時代の波に押され、90パーセントの勢いで減少。現在ではカリフォルニア州で20カ所あるかないかですって!(-_-;) さて、うんちくチックになって参りましたのでここで昨日の報告かたがたどんな感じだったかお伝えします。


見た映画は7月29日に公開されたばかりのカウボーイ&エイリアン」Cowboys & Aliens   (英語のタイトル)早くも今日の興行収入1位にランクインされていました。\(゜ロ\)(/ロ゜)/


暗いですがこんな感じです。



まず高速道路に良く見られるような料金所のブースが入口にあって、そこで車窓越しから人数を確認され、お金を払います。1人8ドルです。(キャッシュオンリーでした。)その時にカーラジオのFM周波数を89.3に合わせるようにと言われます。(映画の音声はココからゲット!)
車をパークするまで料金所から横道を少し走るのですが、そのとき、ライトをつけて走らないようにします。(敷地内なのでシアター側のルールにのっとたものらしい。)
さあ、パーキング完了。トイレと売店のあるビルディングより遠からず、スクリーンよりも遠からずということでど真ん中に車を置くことになりました。上映まで時間があるので売店をのぞくことに…。
売店・トイレのある建物-向こう側がスクリーン
込んでいる時はカウンター両側に人があふれかえるらしい。
ピンクレモネードを買いましたが味はイマイチ(^_^;)
映画にはつきものですね☆
007のダニエル・クレイグが主役。でも、最初はロバート・ダウニーJrにオファーがいったそうですが降板されたらしいです。けっこうかっこよかったですよ。
ハリソン・フォードがジョン・ウェインさながらのタフガイを演じています。それにしてもカウボーイVSエイリアンというB級的な発想に大金をつぎ込んで映画にしてしまうのですからアメリカらしいです。
それに観客もみごとに答えて見に行ってしまうのですから…(ああ、うちらもそのうちの一人か…。)製作総指揮にスティーブン・スピルバーグ、制作にロン・ハワードの名前も連なっています。
良き時代の西部劇+SFという感じ。グレートムービーではないにしてもグッドムービーという感じかな?楽しめましたよそれなりに!日本では10月に公開らしいです!(^◇^)


映画上映中。画面はきれいでびっくり!音もうちの車のスピーカーが
Boseだったのですばらしく良い!

最後の感想
今のアメリカではドライブ・イン・シアターは古き良きアメリカのカルチャーの一部です。みな懐かしむもののひとつとなりましたね。ちょっとさびしい気がしますが、でもカントリーサイドにがんばって営業しているシアターがあるのは喜ばしいことです。子供連れで気軽に行けるのもGood!
今度は日本のドライブ・インシアターにも行ってみるべか!