![]() | |
こんな時、人間の行動心理は情報収集に走るんだなあと思い知らされました。(^_^;)でもTVもインターネットも使えない状態です。電話もつながりません。
外に出ると、そばの交差点の信号はどうにか動いているようでした。
まだ日がさんさんと輝く4時ごろのことです。
そのとき、渡りに船でルームメイトが居てくれて、電池式のラジオを探し出しNEWS放送局をチェックしてくれました。
また彼女の携帯からFacebookにアクセスしてみんなが「停電だ!」と騒いでいるということを教えてくれました。どうもこの地区だけの停電ではなさそうだということがすぐにわかりました。 |
ラジオからの情報では、サンディエゴ、オレンジカウンティー、アリゾナ州の一部、バハメキシコなど広範囲で供給がストップしているらしい。
またサンディエゴエリア一帯の電気とガスを供給をしている
会社、SDG&E(サンディエゴガス&エレクトロニクス)がTwitterでツィートしているからみなさんアクセスして情報を引き出してみて!!とのこと。(これは彼女はTwitterしていないこともあり同時期に確認できませんでした。)
娘からもテキストメールが携帯にあり、車のガソリンが底をつきそうなのでガソリンスタンドを探してもすべて閉鎖されている、ガソリンがゲット出来ないので家に帰れないとのこと。とにかく娘には大学近くの友達の家に泊るようにしてもらいました。
|
![]() | |
いっぽう旦那はシアトルに出張中で今夜遅くに帰るということでしたのでSD空港が閉鎖されないかビクビクものでした。あとで聞くと空港は出発便においてはすべてキャンセル、到着便は予定通りということで夜11時半ごろ戻ってこれました。(あとでわかったのですが到着便もキャンセルが一部あったらしいです。)
日が沈み、キャンドルの灯をともして、こんなときは早く寝るにかぎる…。私は8時にはベッドのなかへ。
そして主人が帰宅時に目が覚めましたが、まだ復旧していないとのこと…夜中の1時半ごろとうとう復旧しました。地区によっては夜の10時ごろに早く復旧していたらしい…。
約10時間の停電の中で思いました。
日本の東北地方のみなさまの不便な生活を強いられている心痛… 身にしみて感じました。(わが身も同じ状況にならないとなかなかわからないものです。)
下記のニュースは翌日のCNN日本のニュースから覚え書きとして記載しておきます。
2011.09.09 Fri posted at: 14:45 JST
CNN.JAPAN ニュースより
(CNN) 8日午後、米カリフォルニア州南部からアリゾナ州の一部、メキシコの北部に至る一帯で大規模な停電が発生。150万世帯以上、350万人以上が影響を受けたとされ、広範囲にわたって交通渋滞が起きたほか、サンディエゴ空港では欠航が相次いだ。
サンディエゴ・ガス電力会社の声明によれば、停電はアリゾナとカリフォルニアをつなぐ高圧電線で送電が止まったために起きた。原因は不明だが、テロの可能性はないという。 8日のうちに一部では電力供給が再開されたが、完全な復旧には現地時間の9日までかかる見込みだ。 サンディエゴのジェリー・サンダース市長はメディアに対し「(復旧は)遅れている。電力を回復するには時間がかかりそうだ」と述べている。また市長は住民に対し、車や携帯電話の使用の自粛を求めた。 サンディエゴ・ガス電力会社によれば、同社と契約する140万戸全ての電力供給がストップした。アリゾナ州ユマでも約5万6000世帯が停電。メキシコのバハカリフォルニア州とソノラ州の一部でも停電が起きた。 カリフォルニア州サンクレメンテ近郊にあるサンオノフレ原子力発電所の原子炉は「送電系統の異常により」緊急停止した。同原発には非常用電源もあり、緊急停止は通常の手順で行われたという。
※画像は一部を除き、NAVERまとめサイトより
|